こうまでして男女や世代の価値観は違うものと、いい加減、辟易してきました。
今更「やっぱり女性は働くより家に嫁ぐのが普通」という価値観に戻すのは当然無理なので、それならやっぱり環境を整えていくしか結婚する率を上げる方法はないのかもしれませんね。
でもその一方で番組の中では、「どんなに時代が変わっても出産できる体にはリミットがある事を女性も頭に入れておかないといけない」という意見も。
本当は子供を産むことも望んでいるのに、仕事に打ち込む事だけ優先して後々悔やむことのないようにじっくり考えて人生プランをたてていった方が良いとの事。
なるほど、自由に選択できる今の時代だからこそ、自分で考えて決める「決断力」が大事なんですね。結婚も仕事も焦らず、でもいつでも出来るものではないという事も頭に入れて今後の事考えていかないとな、としみじみ思いました。
仕事にやりがいを感じている女性にとってはこの問題、特に真剣に考えた方が良い問題ですよね。
キャリアウーマンのみなさんも、仕事と結婚について、自分なりの価値観やバランスのとり方を模索してみてはいかがでしょうか。
許すこと
私は、田舎の小さな小さな、学年が1クラスしかない、小学校と中学校を卒業しました。
確か、小学生の頃だったでしょうか、学校での人間関係が嫌になり、家でも同級生の悪口を言っていました。
相手だけを責めるような、乱暴で汚い言葉を口にしたと思います。
それを聞いた祖母から、「人のことをそんなに悪く言うと、必ず自分に返ってくるのよ。そんな言葉遣いはダメ」と言われました。
その当時は、私にはその言葉の意味は全く理解できませんでした。
どうして相手のことを責めてはいけないのか、分からなかったのです。
そのまま高校生、大学生となり、ある時点で、私はその言葉の意味をようやく理解しました。
相手を責めたり、恨んだり、怒ったりする。
そんな感情からは、マイナスのことしか生まれないのです。
そして、相手を責めているつもりが、一番疲れてしまうのは、自分自身なんですね。
結局は全て自分に返ってきていたのでした。
人を責めること、うらむことは、意味がないことで、時間の無駄です。
そう分かってはいても、それをやめるというのは簡単ではありません。
しかし、人の過ちや欠点をいつまでも許せないということは、自分にとっても良くないことです。
人を許し、受け入れるということは、思いやりや優しさが必要であり、きっと本当に優しい人は、とても強い人なのでしょう。
人は誰でも、完璧ではありません。
相手に自分の価値観を押し付けても、相手は変わってはくれません。
それならば、自分が大きな心を持って、楽しい人生を送りたいものです。