寝不足の日の授業中、仕事中、うとうとしてしまうことがある人とない人がいます。
幸いなぜか私は後者なのですが、それには大きな理由があります。
それは何かと言うと、必ず自分以外に眠くてうとうとしている人がいるからなのです。
本当にそれはおかしな話なのですが、私の友人は比較的自由なタイプが多く、講義中でも自信たっぷりと…なのかはわかりませんが毅然とした態度で寝ています。
堂々と寝るその友人は、「え?そうだった?」なんて言いながら、休み時間はぱっちり目が覚めています。
オンとオフのスイッチの切り替えが逆なのでしょう。
でも、その友人のおかげで私は気が張るのかわかりませんが、眠気がなくなります。
子守唄のように聞こえるそうなのですが、実際自分が教壇に立つ立場だったらガッカリしてしまうことでしょう。
そして、一番前の席でもコックリコックリと舟を漕ぐような体勢になっている友人。
本当にその心の強さにある意味尊敬すらしてしまいます。
私にもそのくらいの度胸があれば、きっとこの睡眠不足の解消を講義中にやってのけたかもしれません。
いつもこの友人がいるおかげで私は気が気じゃなくて、眠気が吹っ飛ぶのですが、その友人がいないと私も寝ることができるのか…と考えるとそれもまた違うかもしれないと最近思うようになりました。
友人の心の強さを第一私は備え持っていません。
そのスキルがないのでは友人がいてもいなくても変わらないでしょう。
一般的に考えてその行動はどうなのか、という問題もありますが本当にその友人の勇ましさにはいつも感銘を受けます。
そして明日もきっとその姿を見せてくれることでしょう。