仕事柄、人前で指先を見られることが多いので、ネイルのお洒落を楽しんでいます。
初めは自分でマニキュアを塗っていましたが、指先を使っているうちに剥げたり欠けたりするので、10年ほど前からネイルサロンに通うようになりました。
ネイルと一言で言っても、実は色々なタイプや種類があり、爪の形や使用する人によって相性が合わないものもあるのです。
私は様々なお店で色々なタイプのネイルを試しましたが、爪を削らないサンディングレスのジェルネイルとの相性が良いことがわかり、使用していても爪への負担がないのでリピートするようになりました。
素手で水仕事を多くすると、ネイルの持ちが悪くなるだけでなく手荒れもするので、ゴム手袋が欠かせません。
ゴム手袋もまた自分の手に合うものを探すのが大変でした。
雑貨屋で売られていた可愛らしい模様のゴム手袋は、大きすぎて皿を洗う時などには向いておらず、薄手のフィットする使い捨てタイプではコストがかかってしまう。
最近では女性用とかSサイズといった小ぶりなものも販売されていますが、手首回りは合うものの指の長さが短すぎるといった具合に、なかなか自分の手のサイズや形に合わないのです。
ところが、先日100円ショップでなにげなく買ったゴム手袋が、驚くほど自分の手にぴったりだったのです。
あまりのフィット具合に、一日過ごしてもいいと思えるほどでした。
私は、翌日に同じ店で数枚購入し、これでしばらくはゴム手袋に悩まされないと喜びました。
これからも意外と見られている手のケアを、しっかりしていこうと思っています。
ネイルアート
ハウスの中は暖かく、先日からコーディネイトしていた服は、少し暑すぎた。
今日は、彼とイチゴ狩りにやってきた。
数日前に、ネットで調べ、遠路はるばるやってきたのだ。
道中は、趣味の話で盛り上がった。
私たちの共通点はテニスだ。
私たちが知り合うきっかけになったのもテニスだった。
今は、同好会のようなものに二人で参加している。
月一回の試合も、ダブルスのときはペアで出場する。
弱くて、優勝したことはない。
それでも、楽しいからいいのだ。
さて、今日は久々の遠出。
私たちのデートは、もっぱら、市営体育館か、テニスコートのある公園。
だから、服だって、いつも同じようなウィンドブレーカー。
でも、今日は、ちょっとオシャレもしてみた。
「今日は、なんだかいつもと違うね」とか、「可愛いね」とか言ってもらいたくて、気合もいれたのに、そのことには一言も触れず、テニスの話題ばかりだった。
気付いているのだろうか?
気付いていても、言葉に出すのが面倒くさいとか、その類だろうか?
そんなことを、考えながら、私はイチゴを口に含んだ。
うん、おいしい。
「イチゴをたくさん食べるコツはね、最初は、練乳をつけずに食べるんだよ。
おなかがいっぱいになってきたら、練乳をつけて、さらに食べるんだ」と彼。
なるほどね。
確かに、イチゴそのものの味を堪能するのも悪くない。
大食いの私は、まだまだ食べたりな。
いと思いながらも、時間ぎりぎりになってきたので、練乳をつけ始めた。
最後は、たっぷりと練乳のかかった、超甘くておいしいイチゴを頬張って、ハウスをでた。
私の指先をみて、彼がいった。
「何かついているよ。
イチゴ?」
ちがーう。
早起きして、初挑戦したネイルアートだっつーの。
イチゴがつくもんかっ。