海外キャンプ事情

海外のキャンプ地の設備は、すばらしいものがあります。
キャンピングカー暮らしの人々でも充分に使えるレベルですから、相当なものですよ。

それは何かといえば、排水溝と水道です。
1台1台区切られた駐車スペースに、排水溝の蓋付きの穴、そして、水道が用意されています。
汚いと思う方もいるかもしれませんが、その排水溝の穴こそ、人と動物を分ける穴なのです。

トイレにはなくてはならないものですし、またキッチンにはなくてはならないものなのです。
決められた場所に廃棄し清潔にしておくことが、人が楽しみをもって生活してゆける原点ですから。

そして水道の必要性は言わずもがなでしょう。
古めのRVパークなどは、共同使用での排水溝と水道が置かれていることもありますが、
それでも十分です。
他の旅人とバッティングしたら、気楽に世間話しながら順番を待ちます。
それがまた楽しいですね。

この施設は、平均的には1台駐車で1泊20ドル弱(約2000円)。
無料のプールもあったり、ネットに繋ぐ為のWi-Fiがあったり、もちろんシャワーもあったり、どこも工夫を凝らして充実させています。

さあ、また私達はこのRVカーで旅に出るでしょう。今度はどこへ行きましょう?
百夜のアラスカへ?灼熱のアリゾナへ?ネットのマップ見ながら気持ちが高まります。

ペットのために車を改造

友人が犬を飼いはじめました。そしてそれと同時に車を改造したのです。それはペットと一緒に旅行するためでした。

私の友人が最近ペットを飼い始めました。そのペットはかわいいトイプードルです。とっても小さいその家族は、今や彼女の生活にすべてになっています。

そんな彼女は、昔から旅好きで、私が東京に住み始めてからは、よく遊びに来てくれました。東京を起点にして、2人ででかけることも、多かったのです。そんな彼女はもちろん、東京までは。飛行機でした。

ところが、今度の家族は小さすぎて飛行機に乗せるのはということで、だったら、車でいくということにしたようです。もともと東京からは車移動が多かったので、それはそれでいいのですが、まるでキャンピングカーのように車を大改造。

例えば、宿泊施設をとるにしても、犬を一緒にとめてくれるところは少なかったり、選ばなければならなかったりするので、車で泊まれるようにということのようです。さすがにそれにはびっくりでしたが、意外と、ワンちゃん用の温泉施設があったりして、旅行に不都合はありません。

今では、かならず、ワンちゃんと一緒にやってきて、3人で楽しく旅行をしています。一度に進む距離は少なくなりましたが、とっても楽しい時間を過ごせています。

この新しい家族はとってもおりこうさんで、ちゃんと車でお留守番もできます。ですから、私達だけ、ちょっとごちそうを食べにいくこともできるのです。そそうもしませんし、しつけができるお利口な犬は、いいですね。

ちょっとおてんばさんのトイプードルですが、どこへいっても、人気者になるあたりは、さすがに人気の高い犬なのだと思ってしまいます。